h220430memo - BRASH BLOG

2011年4月の記事

2011年04月30日

055:Dindyou 

数年前から千葉県流山市の物件に関わらせて頂いており、週に一度は流山を訪れています。

筑波エクスプレスが開通し、銀座から40分で到着するこのエリアは関東近辺では飛び抜けて地価が高騰し、開発の勢いは現在でも衰えず、駅前は巨大なショッピングモールや高層マンションが立ち並び、周辺では忙しく重機が稼働しています。流山おおたかの森という駅の名前にもあるように、このあたりは近年まで絶滅危惧種のオオタカの生息地として知られていました。駅ができた当初はオオタカの生息が確認されていたようですが、現在この辺りには既に一羽も生息していないそうです。

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駅から歩いて15分程の開発が進む住宅街の間に取り残されたように孤立する森が僅かに残っています。

その森を貫通する道は打ち合わせで訪れる場所から駅への近道になっており、この道を通る度に緑の香りで嗅覚が癒され、緑が視覚を癒し、様々な鳥の鳴き声が聴覚を癒してくれます。都心に近い場所にこのような森が残る事は、森を切り開いて住宅街を作ることで得られる利益よりも価値がある事だと感じます。

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イタリアのデザインサイトDINDYOUから受けたインタビューの内容がDINDYOUBLOGに掲載されています。

よろしければご覧ください。

http://blog.dindyou.com/design-voice/design-voice-interview-to-h220430-studio-japan/

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2011年04月26日

054:MERCI 

http://www.merci-merci.com/

先日パリの北マレ地区にあるセレクトショップ「メルシー」を訪れました。

1500㎡もある広い店内には香水、アパレル、キッチン用品、家具、花、さらにはカフェやレストランも併設され、高級なものも安いものも関係なく、オーナーであるコーエン夫妻のお気に入りの商品がジャンルを問わず所狭しと並んでいました。

全てがコーエン夫妻のフィルターを通過したもの。そのフィルターの精度の高さに驚きました。

良いデザインに触れた時に得られる幸福感は誰かと共有する事で増幅されるように思います。ここでは誰もがそれをコーエン夫妻と共有することができると感じました。ここでの売り上げの一部がマダガスカル島の恵まれない子供に送られているそうです。あらゆる意味で居心地の良い場所でした。

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2011年04月20日

053:Ilan Rubin 

http://www.art-dept.com/artists/rubin/

社会が停滞しているうちに体のメンテナンスをすることにしました。

その一環として週末にレーシックを受け、驚異的に視力を回復させることができました。

今までの視力では多くのものを見逃していたような気がするので、今後は回復した視力で

逃したもの以上のものを目に入れていきたいと思います。

フォトグラファーのIlan Rubinのように独特な着眼点を常に持って世界を見渡すことができれば、それも可能になる気がします。

Ilan Rubinは被写体となるモノが何であれ、そのモノが持つ魅力を最大限に引き出すことができる写真家です。

下の写真はKnollの家具(ハリー・ベルトヤーがデザインしたワイヤーチェア)を写したIlan Rubinの写真です。

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2011年04月16日

052:MAMA SHELTER 

久々にパリを訪れました。
パリではスタルク(http://www.starck.com/)がデザインしたホテル「MAMASHELTER(http://www.mamashelter.com/)」に宿泊し、ユーモアに満ちたスタルクデザインを堪能しました。
ホテルの1階にはスタルクがデザインした遊び心満載のレストランが併設されており、深夜になると良質な音楽が流れる中、ハイファッションに身を包んだパリの若者が集う場になっていました。入口では大きな黒人のセキュリティが不審者を排除してくれていましたから、店内の居心地の良い雰囲気は深夜でも保たれていました。
部屋にはまともな照明がありません。ハンドライトがカラフルなお面とともに壁に吊るされているだけでした思わずニッコリしてしまうようなユーモアが随所に配されたこのホテルは、日本ではおそらくその遊び心が理解されず成立しないと思われます。
フランスの文化レベルの高さがこのユーモアに現れていると感じました。
下の写真はMAMASHELTERの1Fにあるレストランの中央にあるバーカウンターです。
前日深夜の人口密度と騒がしさが嘘のように静まり返った朝のバースペースを写した一枚です。
天井に描かれた文字は落書きではなくデザインであり遊び心です。
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2011年04月15日

051:革工場 

フランスに納品する家具に使用する革を選びに浅草の革工場を訪れました。広いストックルームにはおびただしい量のストックがあり、様々な色、サイズ、産地、なめし方、品種、厚さ、堅さの革が丸められた状態で置かれていました。山のようなストックの中から理想に近い革を選び出すのは至難の技であり、楽しい時間でもあります。時間をかけて見つけたのは風合いのあるイタリア産の革。クライアントに気に入っていただける事を祈りつつ、確認のために端切れをフランスへ発送しました。

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2011年04月12日

050:Fünf Höfe 

ミュンヘンに先月オープンしたDESIGNSHOPSHUSHU」があるエリアには東京青山のプラダビルの設計者でもあるヘルツォーグ&ドムロンが設計した建物がいくつかあります。下の写真はそのうちの一つで「Fünf Höfe」というショッピングモールのメインストリートです。

様々な要素をごちゃ混ぜにしておきながら全体を違和感無くまとめてしまうヘルツォーグ&ドムロンの高いデザイン力に圧倒されました。

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ミュンヘンの北に位置するBMW博物館では空中を浮遊する多くの球で空中に立体を点描するというインスタレーションに釘付けになりました。(こちらのサイトにそのインスタレーションのムービーがアップされています→http://wiredvision.jp/news/200807/2008071819.html)ずっと見ていても飽きません。

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BMW博物館の正面にはギュンター・ベーニッシュとフライ・オットーが設計したミュンヘンオリンピック競技場があります。それは完成してすでに40年以上経過している事が信じられないほど美しく、今なお斬新さと躍動感に満ちていました。

下の写真はインゴマウラーがデザインした地下鉄の駅構内の写真です。

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大変美しい駅ですがインゴマウラーへのデザイン料を除けば、お金はあまりかかっていないことが分かります。しかし、日本のどの駅よりも美しく、楽しい駅でした。

明かりに品が無い日本の駅では多くのエネルギーを消費しがちですが、明かりは必要なところを照らし、それ以外は控えめに品良く灯っていれば良いことをインゴマウラーは教えてくれました。このような品のある照明に慣れ親しんで帰国すると、節電モードになっている東京の駅ですら無用な明かりが多いことに気がつきます。

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2011年04月11日

049:SHUSHU 

先月、コンテンポラリーデザインを集めたSHOP「SHUSHUのオープニングパーティにお招きいただき、ミュンヘンを訪れました

パーティはマグナムサイズのシャンパンがあっという間に空になるほどの大盛況で、慣れない撮影やインタビューを受けながらも楽しい一時を過ごす事ができました。その様子はドイツのデザイン系メディアMuenchen Architekturからご覧頂けます。

日本から9000kmも離れたこのSHOPではIVY CHAIRLARSEN CSCHWARZWALD STOOLが展示/販売されています。

特にSCHWARZWALD STOOLはドイツの地名を頂いていますので、ドイツで展示/販売されている事は感慨深いものがあります。

今回このような素晴らしい機会をくださったSHUSHU関係者の皆さんに感謝しています。

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