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2013年5月の記事

2013年05月31日

179:フランス 

無事にフランスから戻りました。
今回の渡仏では出国前に改めて岡倉天心の「茶の本」を読みました。
この本では西洋建築の空間が批判され、日本の空間が如何に優れているかが説かれています。
通常、フランスを訪れれば西洋建築の華やかさ、装飾の美しさが視界を埋め尽くし、我々日本人は劣等感すら覚えます。
しかし、茶の本的視点を持てば、それらの見え方は新鮮なほどに違っていました。
残るためのシステムの欠如が目立ち、美しさを蝕む風化や損傷が目についたのです。
温暖化の影響で空間環境が既に変化についていけなくなりつつあるという話も聞きましたし、本来の機能を失った状態(本来は荘厳な教会であったのに、大衆が集う観光スポットになっていたり)では、その魅力は半減しているようにも感じました。
今回のフランスでは日本建築の魅力を再考させられました。
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