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2013年9月の記事

2013年09月12日

189:バーゼル 

現在設計が進行中の住宅物件において採用を検討している材料と、参考になるその納まりがスイスで見られると知ってバーゼルを訪れました。バーゼルと言えばヘルツォーグ&ド・ムーロンやディーナー&ディーナーが事務所を構える建築先進都市。彼らによって牽引されたバーゼルの新しい建築様式は高い建築施工技術の存在と建築を楽しむ懐を持った市民に支えられ、華々しく輝いていました。使った事の無い材料や、誰も試した事の無い納まりに果敢に挑戦している様は大いに参考に、そして刺激になりました。日本の建築に見慣れているとバーゼルの建築は非常識の連続です。この国では日本のPL法は成立しないでしょう。十分な検討を経た非常識は新鮮で美しく、次代の常識を生んでいます。そのような進化は、PL法に頼った製品で構成されることの多い日本では見られません。時間と費用を掛けた十分な検討を許容するクライアントの理解と建築家の地位の確立、同時に施工者のクラフトマンシップの保護が重要であり、何よりも建築家を育て、延ばす公的な支援も必須だと感じました。実際、バーゼルでは、公共建築設計コンペにおいて若手建築家をある一定量以上を加えなければならないという若手支援制度があるそうです。建築が素晴らしい街は人を惹き付けます。オリンピック開催地に決まった東京もバーゼルから学ぶ事は多いと思います。

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