2011年08月22日

北陸デザイン in 丸の内 


8月25日から丸ビル1Fマルキューブで開催する「金屋町楽市と隈研吾展」の開催準備に追われていますが、おかげさまで、トークショーも大変好評で初日の隈研吾氏と私の対談すでに満員で、30人ほどのキャンセル待ちの方がいらっしゃるそうです。

ありがたいことですし、隈人気の高さにも驚かされますが、私たちが5年間思いを込めて企画した「金屋町楽市 in さまのこ」の全貌と二人が過去から現在まで行ってきた協働作業のことを長崎県美術館の事例をはじめ心行くまで語りたいと思っています。

 実は、二日目のトークショー「北陸のデザイン」にも大変思い入れがあり、ぜひ多数の御来場をお願いしたいと思っています。
一緒に参加される、野田雄一さん、相川繁隆さん、高川昭良さんは、それぞれ富山ガラス工房、金沢卯辰山工芸工房、高岡市デザイン・工芸センターを代表する方々ですが、

5年前、富山に赴任してもっとも驚いたのは、富山、金沢、高岡という北陸を代表する市における次世代育成プロジェクトのスケールでした。
富山は古い町でありながら戦災で街並みが焼失したなかで新しいものづくりを町の再生のポイントに据え、ガラス美術の人材育成を市の事業として40年以上前に始めました。今では、広大な敷地に建つ、ガラス造形研究所とガラス工房という理想的な教育と製作現場に学んだ多くの人材がこの分野に輩出していますし、現在、将来に向けて画期的な構想の美術館プロジェクトとレジデンスプロジェクトが進行しています。

金沢卯辰山工芸工房は工芸の町、金沢の伝統を守り、新しい世代につなげていくために市制100年を記念して開設された工芸技術の教育施設ですが、学生に給与を与えて職人として学ばせるという大変貴重な取り組みをしていまし、21世紀美術館の設立コンセプトももともと現代美術と現代工芸の融合を言うユニークなものだったので、両者今後の金沢を支える二つの施設となることでしょう。高岡市デザイン・工芸センターはじめ、高岡市は地元の銅器産業を背景とした工芸の振興もさるところながら、20年以上にわたって「高岡クラフトコンペ」を商工会議所とともに開催し、工芸作家の登竜門となっています。

現在、ようやく世界でも注目を浴び始めた日本現代工芸、じつはその原動力が北陸にあり、それが行政の指導と民間のサポートという理想的な形で推移できている背景を、伝統的な技術を現代デザインに結びつける第一人者、橋本夕紀夫さんと、語っていきたいと思っています。

 

金屋町楽市と隈研吾展記念トークショー vol.2  「北陸のデザイン」
日    時: 8月26日(金) 19:00~20:30 
場    所: 丸の内カフェ(千代田区丸の内3-3-1 新東京ビル1F)
参加費: 1000円
申込方法: 丸の内カフェWEBサイトよりお申込みください
        http://www.marunouchicafe.com

 

お待ちしております(^O^)

 

image kanazawa



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