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2011年11月26日

ALEXANDER McQUEEN, 孤高のデザインに惹かれる理由

コレクションの良し悪しは3シーズン続けてわかる、なんて言われたりもするけれど、サラ・バートンが手がける3回目の「ALEXANDER McQUEEN(アレキサンダー マックイーン)」はどうだったのかな?

なんて、いまさらそんなことに疑問を持つこと自体が愚直。

今回も素晴らしくソフィスティケートされていて、マックイーンから学んだ技術とスタイルをバランス良く昇華しており、圧倒的な存在感で美しいものは美しい、と素直に思わせてくれるコレクションがずらりとラインナップしてたし!

 

alexandermacqueen 

alexandermcqueen 

マックイーンが好んだもの……サヴィルロー仕込みのテーラリングにコルセット使い、かっちりしたジャケットにタイトなスカートの組み合わせ、ウエストとヒップの豊かなコントラストなど。

そんなテイストを忠実に継承しつつ、サラ・バートンが陣頭指揮を執るようになってからのコレクションは、ぐっと軽やかでフェミニンな印象になりましたよね。


ウエストの表情豊かなペプラムは他のブランドでも見られた今シーズンらしいディテールだけど、パリの展示会で見ると淡いラベンダー色の効果もあってか、よりきめ細やかで洗練された雰囲気。

というか、間近で見るともう美術館行きのアートピースが大量列挙で感嘆の声をあげずにはいられなかった!


 

alexandermcqueen2 

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レースのヘッドピースにしても芸術性に秀でていて、確かにリアルか?と言われると違うんだけど、、とにかくイマジネーションをかき立てる“美”が集結してて、何か強く納得させられるものがあって。


このレースはモデル全員の頭を覆っていたのだけど、ショー後半に向かってどんどんマスク化し、挙げ句にはモデルの顔を隠してしまって匿名性を高めていたのが興味深かった。

 


alexandermcqeen4 

今回はサンゴ礁や貝殻など海の生物を連想させるものが多くあって、人魚のようにロマンティックで可憐、でもひとさじの毒っ気もお忘れなく、といったムードでドレスからシューズ、アクセサリーにいたるまで本当にどれもがファンタジーの世界に迷い込んだように美しかった。

 

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これはブレスレットとリングが一体化してるの!

日本人に肌馴染みのいいサーモンピンクだし……気になる!

 


alxandermcqueen10 


そういえばセルフリッジのバイイングマネージャーが以前語っていたのを聞いたことがあるけど、サラ・バートンによる新生マックイーンの売り上げは良好だそう。

久しいところでは、今年4月に行われたロイヤルウェディングでケイト・ミドルトン(キャサリン妃)が纏ったドレスもサラ・バートンによるものだったし、NYのメトロポリタン博物館コスチューム・インスティチュートで開催されたアレキサンダー・マックイーンの展覧会『SavageBeauty』も来場者が66万人超えという歴代最高記録の盛況ぶり。

(メトロポリタン美術館全体では、141年の歴史のなかで8位にランクイン)

ここでもいかに多くの人が、アレキサンダー・マックイーンの才能と功績に惚れ込んでいるのかってことが如実にはっきり示されている!

というわけで、サラ・バートンは亡き人の偉大さという巨大な重責を背負っているわけだけど、彼女はその宿命をさらりと受け入れてるように見えるし、常にアレキサンダー・マックイーンに対して敬意を表している。

 


alexandermcqueen12 

alexandermcqueen13 

最近では北京に中国初のフラッグシップショップもオープンしたし、アジアエリアに向けてもますますその影響力が飛び火しそうな勢い。
(パートナーがITじゃなくJOYCEってところが、またマックイーンらしいじゃないの!?)

 

alexander-mcqueen-sanlitun-boutique-1 

 

alexander-mcqueen-sanlitun-boutique-4 

直近のニュースでは、セカンドラインにあたる「McQ」が来年2月、初となるランウェイショーをロンドンコレクションで開催することが決定したし、さらにはロンドンのドーバーストリート14番地に全ラインが揃うフラッグシップショップもオープンするとあって、何かと話題が多いここ最近。
ロンドンはオリンピックも控えているし、次回のコレクションは何かとホットになりそうな予感大!
                                             

奇しくもアレキサンダー・マックイーンが亡くなる直前、こちらで彼の偉業を簡潔にまとめた記事を出したことがありました。

聞けば聞くほど彼個人に対する興味が泉のように湧き出てきて、全くもって書き足らず。。

そしてサラ・バートンにブランドの威信がバトンタッチされた今も、夢遊病者のようにするするとその計り知れないエモーショナルなパワーに惹かれるわけで。。

 


alxandermcqueen14 



基本マックイーンのDNAを忠実に再現しつつ、そこに軽やかさをプラスしているサラ・バートンだけど、見る人に感動を与え、これぞクリエーションの醍醐味、と感じさせていることには変わりないと思う。

東京ではあまり感じないパッション、迫力、プレゼンテーションの高さ……まぁコレクションラインは実際着れないものが殆どなんだけど(でも私は買えるなら躊躇なく着たい・笑!)、コマーシャルピースはデザイン性と実用性のバランスがマッチしてるし、McQ自体も今どんどん革新的になって……つまり、どれからも目が離せないってこと!

 

 



YOKO













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2011年11月24日

AGURI SAGIMORI, 広がる唯一無二の存在感

私は、昔から「AGURI SAGIMORI(アグリサギモリ)」の信望者のひとり、だと思っている。

それは別に彼女が最年少でJFWに参加したからとか、毎日ファッション大賞で新人賞を得たからとか、そんな華やかな一面にフォーカスを当ててのことではない。

彼女の服がコンセプトとする“アンチノミー(二律背反)”の意図するところが、時に難解で不可解だったり、強いと思えば儚く見えたり、簡単に理解できないところが逆に好奇心をくすぐられるのかもしれない。

ブランドって単なる消費ではなく、ストーリーやアーティスティックな試行錯誤があってこそ見る側の知的欲求も満たされるものだと思うし。

 

agurisagimori 

2012S/Sのテーマは、“animisic”。

「愛おしい生き物達と寄り添い踊る姿は、やがて一体となり闇の中で躍動してゆく」

 

さてさて?? 全く聞き慣れない言葉。

これってどういう意味なの?と思っていたら、これは“animal(動物)”や“anima(生命)”、“animation(躍動)”、“music(音楽)”を掛け合わせた造語とのこと。

ここで、また私の頭がぐるぐるぐるぐる高速回転していくことに。。!

 


でも、なんとなくこのヴィジュアルを見れば、それらの単語の意図していることがなんとなく垣間見えてきたりもする。

大きな鹿の角(今回もフォトグラファーはMote Sinabel、そしてヘアメイクはTomoko Okada)に、形状記憶になった裾のボリューム……今回パリと東京、両方の展示会を見てきたのだけど、このドレスが私は一番いいと思った!

 


 

agurisagimori2 


あと、通称“おっぱい”シリーズもちょっと面白い。

ヴィンテージ加工のシャツやオリジナルプリントにいたるまで、すぐにわかるものや言われてあぁなるほどと思うものまで色々あって、なんだか宝探しでもしている海賊の気分(笑)。

 


agurisagimori3 


アグリちゃんにしては珍しく、明るい色が投入されているのも興味深かった。

(写真一番上の、ヴィヴィッドピンクのナイロンも視覚的に躍動感あり)

蝶の標本を彷彿させる独特のプリントなんかが前からあったけど、カラフルな色が加わるとまた新鮮。

 


agugrisagimori4 


上の写真でモデルが履いているシューズもステキでしょ?

これは商品化にはならないみたいなんだけど、ロスのセレクトショップ、H.Lorenzoのショーウィンドウに飾られる予定なんですって。

スクエアになったガラスのヒールがなんてフォトジェニック!

 


agurisagimori5

 


パリの展示会には海外から色んなバイヤーが来ていて、アグリちゃんの服はすごく人気があった。

ちょうど私はパリコレ後半に訪れて、お疲れMAX&げっそりでショールームで休憩させてもらってたの(笑)。

だから、海外の人たちが興味津々になって写真を撮っている姿や商談風景をちょっと覗けたわけ。

「アグリサギモリ」は東京発信のブランドなんだけど、いい意味で今の東京トレンドとは真逆な姿勢が私は好き。

もの静かで実直で、下手に流行にのらないし、ミーハーっぽさも皆無。

一過性の目立ちたがり屋さんとは、一線を画していると思う。

目の肥えた海外バイヤーのほうがよっぽど根本を理解してると思うし、市場にも合っているんじゃないかな。

 


agurisagimori5 

agurisagimori7 


アグリちゃんの活動は今ライフスタイル全般に広がっていて、レトロなバッグが登場したかと思えば家具や雑貨を作ったり、スウィーツとコラボレーションしたり、キッズ服の企画もあるそう。

そんな一連の過程が楽しい、と語るアグリちゃんは、本当にわくわくした気持ちでクリエーションに取り組んでいるように見えた。

 

agurisagimori6 

agurisagimori7 

「アグリサギモリ」の世界感を直近で感じるなら、12月1日〜25日まで表参道のPASS THE BATONで開催される「AGURI SAGIMORI poesies & eliote/2」に訪れてみて。
                                              

ちょうどこの期間中に登場するLITTLE PAVILIONのショーケースに、古書を解体してロウビキをしたレターセットや手摺りでグラフィックをのせたノート、1点1点表情の違うオールハンドメイドのステーショナリーなどがラインナップする予定。

元々シーズンごとのイメージソースを古書にプリントしてアトリエにストックしていたそうなのだけど、以前私はレターセットを購入したことがあって、それで文章を綴るとすごくポエティックな気持ちになったし、友達にも喜ばれたの。

 

agurisagimori7 


また“eliote/2”というのは、実は「出来上がったものを一度解体する」という制作過程で生まれた新しいライン。

デザインからプロダクトに落とし込む前に通過する思考や、イメージが湧いた瞬間がダイレクトに反映される偶然の産物のようなアイテムだから、1型2着までの限定になるそう。

 


そんなパーソナルなラインに共感した私は、あるニットワンピースを情熱の“赤”に再構築してもらうことに。

きっとそれが手元に届く頃、赤い色が私の新しい第一歩を後押ししてくれると思うから!


アグリちゃん、ありがとう〜〜!

最後が私が疲れまくってるパリの写真、というのが微妙(笑)。

 


agrisagimori9 

 


 


●AGURI SAGIMORI poesies & eliote/2

期間:12月1日〜12月25日

場所:PASS THE BATON

住所:東京都渋谷区神宮前4-12-10 表参道ヒルズ西館B2F

Tel:03-6447-0707

営:11:00〜21:00(週末:11:00〜20:00)


 

 

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2011年11月23日

ANSELM REYLE FOR DIOR & FNO in TOKYO

さてさて、前回の「Dior(ディオール)」パリコレ日記では書ききれなかった、とっておきのニュースをここではご紹介。

まずはこの天高く舞い上がった「Dior」のアイコンバッグ、レディ ディオール見て!

なんと、カナージュがねじれて傾斜して……全く新しいデザインに変身してるじゃない!?

それに、さりげないようでさりげなくない?、三角形のチャームもかなりアイキャッチー。

 

dior 

dior8

 

それからこの蛍光色の迷彩柄も、冗談ヌキで本気で欲しいと思った逸品!

この迷彩柄は、バッグだけでなくクラッチやシューズ、スカーフも展開するそう。

これまですでに人気だったメゾンのアイコンを、自由な発想で新しく刷新したアイテムがすごく新鮮。

特に若い世代に受け入れられそうな気がするし、かなりスペシャル感があるでしょう?

 

dior2 

dior3 

実はこれは、今回「Dior」がベルリン在住のアーティスト、Anselm Reyle(アンセルム・ライル)と組んで誕生したアクセサリー・コレクションなのです。
パリの展示会に足を運んだ時に、ちょうどその彼もいました。


生粋のアート畑の人で、ハンブルグ美術大学で教授として教鞭もとっているんですって。

元々彼の作品は、さまざまなストライプや光沢のあるホイルを使ったペインティング、そしてアフリカン彫刻がベースになっているそう。

国際的なグループ展にもよく参加していて、2012年にはカイカイキキで彼自身の作品も見ることができるとか!


そういう人だからなのか?、また「Dior」から自由な裁量権を与えられたからなのか?、これまでのブランドイメージをいい意味で覆す斬新なデザインがすごく目に焼き付きました。

そうだ、ちょうど今、マイアミのアートバーゼルにもこのコラボレーションが出展されているはず。

 


dior4

 

おそらくこの日は、みなさまシャネルのショーの後にゾロゾロと移動してきたと思うのだけど、誰もがこのデザインに興奮していたのを私は目の当たりにしたの。

(シャネルがいつもショーをやってるグランパレから、LVMHの本社は歩いて行ける距離♪)

会場にもこのコラボレーションと連動したグラフィカルな映像が流れていて、ちょっと朝からクラブノリというか(笑)、カラフルな色に寝ぼけ眼も覚めるというか?、またまた来場者にはビューティケアのサービスもあって楽しいひと時を過ごすことができました!

                                              

こちらは来年1月4日に新宿伊勢丹本館1Fのザ・ステージにて先行発売(2週間、ポップアップストアが登場!)、そして1月9日から日本では銀座、表参道、名古屋、神戸のディオールブティックを始め世界同時発売。

きっと早い者勝ちになりそうだから、絶対見逃してはダメね。

 

dior7 

それからちょっと日はたってしまったけど、Dior表参道店でのFNOの大盛況ぶりも凄かったですね。

最新ドレスに身を包んだモデルに、フランス版『VOGUE』編集長のエマニュエル・アルトに……。

そしてなんといっても、「Dior Homme」のアーティスティック ディレクター、クリス・ヴァン・アッシュの登場がゴージャスだった。

ファンサービスもばっちり?

 

diorhomme 

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その後、「Dior Homme」のアフターパーティがルバロン・ド・パリであるということで、私も行ってみたんだけど、もうもの凄い混雑で窒息しそうなくらい!

一時はあまりの人ごみにあっさりやられて退散し……でも、気を取り直してもう一度中に入ってみたの。

それは正解だったかも! こうやってクリス本人と記念撮影もばっちりできたから(笑)。

やっぱりメンズもレディスも、「Dior」は常にパッションとサプライズでファッションを盛り上げてくれる貴重な存在。

私にもう一度パリに行きたい!って思わせる吸引力を、このブランドはいつも持っている。

 

diorhomme-yoko 



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2011年11月22日

Diorの美しきパリコレ&セレブパパラッチ

今回、数多くあるコレクションのなかでも感慨深かったのが「Dior(ディオール」

ジョン・ガリアーノがメゾンを去ることになり、“白い手”と呼ばれるアトリエのスタッフ達が涙ながらにランウェイにたったあの日がつい昨日のことのように思われて。

今でもその瞬間に立ち会い、同じ気持ちを会場にいた全員が感じ取れたことにすごく感謝している。

それからあっという間に月日がたち、新しいシーズンが始まりました。

 

dior1 

2012S/Sのコレクションでは、「Dior」のアイコンである“バージャケット”が再解釈され、モダンなイメージへと生まれ変わったのが特徴。

全体的にフィット&フレアのシルエットが多く、フェミニンな女性像が浮彫りになっていました。

 

dior3

 

スクエアモチーフで構成されたジオグラフ柄や、それに何といってもぱっと目のさめる赤やオレンジの色使いが印象的。
パリのショールームでは、シューズも含め色に絶大なエネルギーを感じちゃった。

 


dior2 

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ソワレは、やっぱりいつ見てもうっとりするくらい美しい。

日本でも、こういう装うことの楽しみがもっとオープンになればいいのに、っていつも思う。

きちんとした夜のおでかけ=ロングという定義もあるとは思うのだけど、今回は短い丈のソワレが増えていたのも特徴だったかな。

それに、ブラック×ホワイトのモノトーンや職人気質のワザが光るエンブロイダリーのソワレも多く登場していて、さながら夢の世界に迷い込んだような気分でした。

 

dior10

 


dior7 

dior8 

そして、「Dior」というビッグメゾンには旬のセレブが多く集まる、というのはもはや常識。
私はいつも見逃すタイプで、後からそうだったんだ〜とうっかりしてしまうことが多いのだけど、こんな方たちが来場していました!

 


orlando_bloom

 

すっかりマイホームパパの顔になってきた、オーランド・ブルーム。
ワイフのミランダ・カーが今回ショーに出ていて、フロントローからガンガン写真を撮っている姿がむしろパパラッチされてましたね。

ミランダ・カーは母親になっても相変わらずキレイ!

 


dior11 

左の女性はレイトン・ミンスター。
『GOSSIP GIRL』でブレイクし、万事順風満帆なんだろうなって思ってたら、ある日雑誌で彼女の壮絶な家族関係を知り。。

そこからただのIT GIRLではなくって、人間的魅力を備えた人として彼女を見るようになった。

笑顔の裏には努力あり……肝に銘じてみよう。。

 


women_leighton_meester-roxane_mesquida 

オリヴィア・パレルモは、いつもNYコレクションで絶対見かけるソーシャライト。
すごく顔が小さくて、お人形さんみたいで、思ったより背が高くなくて俄然親近感を勝手に抱いています(笑)。

トミー・ヒルフィガーの娘と友達みたいで、仲良く話しているのをバックステージで見たことがあり、そしてすごく気さく!

 


women_olivia_palermo 

そう、そしてもう一つ忘れてはいけないことが。
パリのショールームでは、カミーユ・ミチェリが手がけるジュエリーも展示されていました。

彼女は「Dior」のコスチューム・ジュエリー部門で今アーティスティック・ディレクターを務めているのだけど、1年?2年?前だったかしら。

東京で見かけたことがあって、その時大量の安全ピンをジャケットにドカンとつけてカスタマイズしていたの。

それがもうすごくおしゃれで! しかも、ずっと印象に残ってる。

新作は、私の勝手な妄想でその時の安全ピンを巨大化したようなものもあったのだけど。。

センスをお手本にしたい、ステキな女性の一人なんです。

 


dior12 

パリに行くと、必ず「Dior」のショールームに足を運びます。
東京とはまた違う、エレガントで歴史の重みを感じる雰囲気が好きで。

今回はドタバタで即刻退散を余儀なくされたのだけど、こんなちょっとしたおもてなし……はしっかり堪能してきました(笑)。


 

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2011年11月15日

CoSTUME NATIONALのパリコレ&迫真のアート情報

今日は、「CoSTUME NATIONAL(コスチューム ナショナル)」の2012S/Sコレクションから。

前シーズンは主張のある色使いでモンドリアン的な色彩構図が印象的だったけど、春夏はぐっと色も柔らかくなって、シャープさは健在ながらもフェミニンになりましたよね。

特に、私はこの淡いピンクがすごく記憶に残っていて、どうしても頭から離れない!

パリコレのフィナーレには他にも色が出てたのに、一番印象に残っているのがやっぱりピンク。

 

 

costumenational 

costumenational2 

costumenational3 

「CoSTUME NATIONAL」といえば、パリコレ前の9月に青山に大きな旗艦店=CoSTUME NATIONAL Aoyama Complexができたのも記憶に新しいところ。

すでに足を運んだ人も多いと思うし、FNOの時は海外からもブロガーが駆けつけて大盛況だったみたいね。

その通称CNACの目玉の一つに“CNAC LAB”というスペースがあるのだけど、現在Emily Wardill(エミリー・ウォーディル)による『Sick Serena and Dregs and Wreck and Wreck』展が開催されているのはご存知かしら?

 

emily-wardilli 

私はスタートと同時にこのフィルムをすぐ見てきたのだけど、これがまたすごく独創的。
イメージソースは、キリストの受難について描かれたピエル・パオロ・パゾリーニのショートフィルム『La ricotta』(でもこれ、オーソン・ウェルズが主演したのだけど、表現が適切でないと後に監督は逮捕されちゃったそう)、それにジョン・ラスキンが執筆した『a rainbow is painted on a shower of melted glass』など。

それだけでもはて?と知的欲求を刺激したくなるのだけど、中世の英国国教会のステンドグラスを背景にヒゲを生やした男性や貴族風の女性、小道具なんかが登場して、ちょっと滑稽とも言える寸劇を繰り広げるわけ。

 


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そこで何を表現したいのか?ってところなんだけど、このブラックユーモアたっぷりの映像には、過去から現在までの歴史や政治、宗教を軸に絡まり合ったコミュニケーションについてのあり方を考察するヒントが隠されているんです。

思えば昔から人間って社会的地位や人間行動が支配されていたり、今でも独裁政権の終焉や後期資本主義の崩壊があったりと色々考える問題があるわけで、そんな社会的な一面を時にダークに、時に滑稽に表現している意欲作。

この作品は今年のヴェネツィア・ビエンナーレの企画展にも出品されていて、CNAC LABでも初の本格的なコンテンポラリーアート・プログラムになるもの。

都会のオアシスとも呼べるカフェスペースも併設されているから、ショッピングの合間にちょっと覗いてみるのにおすすめです。

 


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そして引き続き、話をパリコレに戻すとして。

青山にショップがオープンした際、デザイナーのエンニョ・カパサ氏にインタビューする機会があったんです。

その時「次のコレクションの中身はまだ秘密。でも次も実験的アプローチを予定しているよ」ってなんだか意味深なことを言うからどんな感じなのかな?って、すごく期待してて。

色に関して言えば、ピンクの他にこのブルーも象徴的カラーでした。

 


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それにこんなブルマーも加えると、色を筆頭に来シーズンのトレンドがぎゅっと凝縮されているのだけど、他がスウィート&ドリーミーな気分が強いのに比べるとだいぶクールで大人びた印象。

彼は元々フリフリのフリルやラッフルなんて多用しないし、直線的なカットやグラフィカルな色使いで力強さを出したりしているから、メンズライクな服を好む女性にもぴったりだと思う。

(ブルマーはフェミニン派であれクール派であれ、ちょっと難しいけど!?)

 


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勝手にイメージ判断しちゃうと、例えばアメリカ版『ELLE』のケイト・ランファーなんてどうかしら?

パリコレの会場にも足を運んでいた彼女。

この日はオールヴィンテージって言ってたけど、スナップの常連だけあっていつもクール、おしゃれですよね。

 


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抽象的にも見える柄もピンクでそこはかと甘さを出したり、シースルーの透け感を組み合わせて素材にコントラストをつけたり、生地にも遊びが効いていて春夏らしいライト感を演出した今回。

特にこの日は晴天!というわけでもなかったのだけど、会場の天井が高く、天窓からキラキラと太陽の光が服の上にこぼれてくるようで、すごく清々しい印象を持ちました。

いつも素材にも開発からこだわっていて、ハイテクとアナログのミックスを楽しんでいるとエンニョ氏は言っていたけれど、今回のコレクションが出来上がるまでにはどんなストーリーがあったのかな?

今度はもう少しゆっくり話を聞いてみたいものです。

 


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【CoSTUME NATIONAL Aoyama Complex】

東京都港区南青山5-4-30

Aoyama Store 営:11:00〜20:00

CNAC LAB 営:11:00〜19:00

CNAC WALL 営:12:00〜midnight (12月から14:00〜midnight)

Tel: 03-4335-7772(Aoyama Store)

Tel: 03-5774-1311(CNAC WALL)


 




YOKO




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☆2012S/S NY, LONDON, MILAN, PARIS collection tour

「JIL SANDER」MILAN collection report

http://blogs.glam.jp/yoko-kondo/2011/10/26/jilsander-2/

「BVLGARI」party report in MILAN

「Paul Smith」LONDON collection

「Barbara Tfank」NY presentation report

http://blogs.glam.jp/yoko-kondo/2011/10/17/barbara-tfank/

「CARVEN」PARIS collection report

http://blogs.glam.jp/yoko-kondo/2011/10/21/carven-3/

「plumpynuts」TOKYO first fashion show & backstage report

http://blogs.glam.jp/yoko-kondo/2011/10/24/plumpynuts-2/

「ANNE VALERIE HASH」Paris collection report

http://blogs.glam.jp/yoko-kondo/2011/10/28/annevaleriehash-2/

「10 CROSBY DEREK LAM」NY presentation report

「roberto cavalli」Milan collection & London BIG party report

http://blogs.glam.jp/yoko-kondo/2011/11/01/robertocavalli/

「Longchamp」Paris & Tokyo presentation report

http://blogs.glam.jp/yoko-kondo/2011/11/02/longchamp-5/

「Mary Katrantzou」Paris Longchamp & London collection report

http://blogs.glam.jp/yoko-kondo/2011/11/03/marykatrantzou/

「HERCHCOVITCH;ALEXANDRE」 NY collection report

http://blogs.glam.jp/yoko-kondo/2011/11/07/herchcovitchalexandre/

CALVIN KLEIN」 NY collection & FNO in Japan report

http://blogs.glam.jp/yoko-kondo/2011/11/08/calvinklein-3/

「TOD'S」MILAN presentation report

http://blogs.glam.jp/yoko-kondo/2011/11/13/tods-3/


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2011年07月18日

Rue du Mail , 女性による女性のための服

今回は、私の大好きなブランドをご紹介。

私がMartine Sitbon(マルティーヌ・シットボン)という人間の存在を知ったのは、1995年発行の『流行通信』を読んだのがきっかけ。

ぺらぺらとページをめくっていくうちに、誌面から溢れるパリの淡くて切ない空気感と私が昔から尊敬していたアートディレクター、マーク・アスコリとの関係性に無意識に憧れ感を持ったのを覚えています。

それから時を経て、今ではマルティーヌとも顔見知りになり、パリだけでなく香港でも遭遇するという偶然が重なり……人間の繋がりって何とも不思議。

 

2011年3月に開催されたパリコレクション。

その日はタクシーがいつも以上につかまらず、毎回同じ場所でショーを開催しているにも関わらず、いつまでたってもパリの道を覚えない私は途方に暮れかけていました。

それでも何とか間に合って、着席と同時にショーがスタート。

 

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マルティーヌは初め自分の名を冠した「Martine Sitbon」というブランドで活動していましたが、2007年に「Rue du Mail」という新しいブランド名で再始動。

この「Rue du Mail」とは、現在彼女がアトリエを構えている番地を意味します。

 

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“生粋のパリジェンヌ”を自負する彼女のスタイルは、今回もこよなくパリを愛し、パリと共に生きることに誇りを持った意思表明の結晶。

燃えるような赤、哀愁とエロティシズムが漂うパープル、妖精のように可憐なオーガンジーの上を舞うグリーンイエローといったように、普段に比べて色彩が鮮やかなのも印象的。

またアートに造詣が深いマルティーヌだけに、複雑な構造が織りなすカットワークも独特の神秘的なムードを漂わせています。

 

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昔、『A MAGAZINE』に6歳の頃のマルティーヌのボートレートが掲載されたことがあります。

おませな女の子が着ていたのは、パリジェンヌの定番でもある綺麗に仕立てられたトレンチコートでした。

彼女の出身はカサブランカで、パリに移住したのは10歳の頃。

だけど、そのもっと昔からパリジェンヌのDNAが体に染み込んでいた、と後年マルティーヌ本人が語っています。

それは当時「Dior」をシックに着こなしていた母親からパリ・エレガンスを学んだから、と。

そして今トレンチコートは彼女のシグネチャーになっており、毎回パターンを変えたり違う素材を用いたりして、その永遠不滅の女性のワードローブに新しい解釈を加えています。

 

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私が最初にマルティーヌと話した時の彼女の印象。

人見知り? はにかみ屋? 年上のこわい人!?

一瞬、垣間見てはいけないものを見てしまったような緊張感。

でも、自分の意見を語る彼女の声は、まるでカナリヤのように可憐!

そして、私が日本から持って行ったお土産を満面の笑みで喜んでくれたピュアな気持ち。

あぁ、この人には永遠の少女性が宿っているのだなぁと、瞬く間に彼女の人柄の虜になりました。

 

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彼女の作る服は、とてもクチュールライクで繊細で美しい。

トレンドなんて何の意味があるの?とでもいうような、でも挑発的に反抗しているわけではなく、うまく時代のエッセンスは取り入れていて。

これみよがしな派手さではなく、クラシカルなムードにほんのりクール感を加えた、匂い立つパリ・シックを演出しているのでは、と思います。

アトリエで実際に作品に触れると(日本ではなかなかお目にかかれないので)、その華奢で精巧なディテールに感嘆しきり!

 

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「一見男っぽいんだけど、フェミニンな女性が好き。パリジェンヌってベーシックな服にも自分のアイデンティティを注ぎ込み、個性的に着こなすのが得意でしょう? そんな自分のスタイルに自信を持った、自立した女性に私の服を着てもらいたいわ」

 

もう約1年半前になりますが、そんな彼女の言葉が今も記憶に残っています。

 

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マルティーヌ、そして「Rue du Mail」のことについては『QUOTATION』でインタビュー記事を掲載しています(現在はバックナンバー化)。

このインディペンデントでアート性の高い雑誌はマルティーヌの感性にマッチしていたようで、今年香港で再会したときも「あの時はありがとう!」と言ってくれたほど。

いやいや、こっちが感無量です。

憧れのマーク・アスコリ(昔、YOHJI YAMAMOTOの広告ヴィジュアルなどを制作した人物)とも話せたしね!

アトリエのスタッフや元マルティーヌのアシスタントもみんな親切で、普段は離れて暮らしているけれど、今も交流が続いていて幸せです。

また再会するまで、マルティーヌと彼女を支えるすべての人たちに愛を込めて。

 

quotation                (Backstage photos : Miguel Rosales)

 

YOKO

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2011年05月05日

クリストフ・ドゥカルナン、最後のBALMAIN

先日、「BALMAIN(バルマン)」のデザイナー交代!というニュースが飛びました。

新デザイナーは、Olivier Rousteing(オリヴィエ・ルスティン)。

まだ25歳という若さで驚き!

とはいえ、彼はこれまで「Roberto Cavalli(ロベルト カヴァリ)で5年間働いた経歴もあるし、「バルマン」では2009年からNo.2としてレディスのプレタポルテラインを手がけていたので、今後の活躍が楽しみですね。

                                           

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というわけで、先々月のパリで見た「バルマン」は、Christophe Decarnin(クリストフ・ドゥカルナン)による最後のコレクションとなった模様。

それまで「バルマン」って名前は知っていても?、、というほど低迷気味だったメゾンをパワーショルダーで一気に人気ブランドに蘇らせたデザイナーだけに、辞任のニュースは私にとってもとても残念でした。

以前から体調不良との噂があったので仕方ないのかも、、ですが。

またCEOのAlain Hivelin(アラン・イヴラン)と確執があったという噂もあったけど、アランさんは私が会った限りでは結構フレンドリーでいい人だったけどな。。!?

そんな、クリストフ最後の「バルマン」から、パリで気になったアイテムを少し。

                                                       



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イヌイットやイカットなど、民族的な柄はすべて手作業。

間近で見ると、もうその細やかなパッチワーク技術に感嘆します!

                                           


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パワフルムードは健在なものの、フィーリングはこれまでの80'sから70'sへ。

このメタリックレザーのブレザーなんて、まさにグラムロックな感じ。

ひとつひとつがクチュールのような仕上がりで、展示会では見惚れること約1時間。。

                                           

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まぁ実際売れるのは、こういったコマーシャルラインのほうなのかもしれませんが。

個人的には、やっぱりイマジネーションをかき立てるコレクションピースのほうが好きなんですよね。

(コマーシャルも相も変わらずステキなんですが! パリ展示会では、いつも入り口入って右側がコレクション、左側がコマーシャルとキレイにディスプレイされていて、その狭間に並んだデスクで商談中のバイヤーさんが多数。見ているとやっぱりコマーシャルをチェックしている人が多そう)

                                                           

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最後に余談ですが、「バルマン」のケータリングはいつもフレッシュ&ヘルシーなので好きです(笑)。

基本時間がないのでひと口つまむ程度なんですが、これがかなり後々の重労働(?)に効果テキメン!

今年は日本にもフラッグショップができるらしいし、まだまだインフルエンサー的バルマン、のパワーは続くのかもしれません。

                                       


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YOKO

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